一般財団法人 石田退三記念財団

財団理念

私たちは、体験を通して技能や知識を学び、
個々の特徴と未来への動機づけを得るための機会を、
子どもたちに提供します。

  • 理科研究分野
  • 図画工作分野
  • スポーツ分野
  • 社会科分野

石田退三について

石田退三画像

石田退三 いしだたいぞう

第二次世界大戦後、トヨタ自動車工業(現、トヨタ自動車)、豊田自動織機製作所(現、豊田自動織機)の
社長、会長を兼任してトヨタグループを再建し、「トヨタの大番頭」、「トヨタ中興の祖」と呼ばれた。

経歴・年表
明治21年(1888)11月16日 愛知県知多郡大谷村(現、常滑市大谷)で澤田徳三郎・かう の五男として出生
明治35年(1902)3月 鈴渓義塾(鈴渓高等小学校)(現、常滑市立小鈴谷小学校)卒業
明治40年(1907)3月 滋賀県立第一中学校(現、滋賀県立彦根東高等学校)を卒業
明治40年(1907)11月 高等小学校の代用教員となる。
明治41年(1908)6月 合資会社河瀬商店(京都 洋家具輸入販売)に入社
大正2年(1913)2月 結婚し、石田家の婿養子となる。
大正2年(1913)12月 市橋治三郎商店(東京 呉服卸問屋)に入社
大正4年(1915)4月 株式会社服部商店(現、興和グループ)に入社
大正4年(1915)11月 服部商店 上海出張所 主任
大正8年(1919)1月 服部商店 大阪支店 加工綿布部長
昭和2年(1927)2月 豊田紡織株式会社に入社(大阪出張所 所長)
昭和6年(1931) 豊田紡織株式会社 本社営業部商務係主任
昭和11年(1936)10月 豊田紡織株式会社 監査役に就任
昭和14年(1939)4月 豊田紡織株式会社 取締役に就任
昭和16年(1941)4月 株式会社豊田自動織機製作所(現、株式会社豊田自動織機)常務取締役に就任
昭和20年(1945)5月 株式会社豊田自動織機製作所 専務取締役に就任
昭和20年(1945)11月 株式会社豊田自動織機製作所 代表取締役副社長に就任
昭和23年(1948)11月 株式会社豊田自動織機製作所 代表取締役社長に就任
昭和25年(1950)7月 トヨタ自動車工業株式会社(現 トヨタ自動車株式会社)代表取締役社長に就任
昭和28年(1953)2月 財団法人豊田理化学研究所 理事長に就任
昭和32年(1957)1月 刈谷市条例により刈谷名誉市民に推挙される
昭和32年(1957)5月 藍綬褒章受章
昭和33年(1958)7月 紺綬褒章受章
昭和36年(1961)8月 トヨタ自動車工業株式会社 代表取締役会長に就任
昭和39年(1964)11月 勲二等に叙せられ瑞宝章を受く
昭和42年(1967)6月 民成紡績株式会社(豊田紡織株式会社)代表取締役会長に就任
昭和44年(1969)11月 株式会社豊田自動織機製作所 代表取締役会長に就任
昭和45年(1970)11月 勲一等に叔せられ瑞宝章を受く
昭和46年(1971)7月 トヨタ自動車工業株式会社 代表取締役会長を退任(相談役に就任)
昭和48年(1973)11月 株式会社豊田自動織機製作所 代表取締役会長を退任(相談役に就任)
昭和54年(1979)9月18日 死去 享年90歳、従三位に叙せられ銀杯一組を受く
  • 石田退三Facebook公式アカウント
石田退三伝記

ゆかりの地

石田退三旧宅

石田退三が61歳から90歳で亡くなるまで暮らした家です。
昼間は忙しく飛びまわりましたが、夜の宴会を控えて早めの帰宅を心がけていました。
落語を楽しみ、野球を観戦し、短篇捕物を読み、気分転換する生活を、退三は「毎日の夜間入院」、「空っぽ健康法」と語っています。

所在地 愛知県刈谷市(一般財団法人石田退三記念財団 本部)

庭園にはイロハモミジが多く植わっています。

仏間には三大恩人のお写真を掛けています。
(左から服部兼三郎公、豊田佐吉翁、児玉一造公)

江州石田家旧宅

石田家の婿養子となった退三は、森五商店の番頭を務めた
近江商人の家系を継いだことを誇りに思い、終生にわたって
この家を本宅として大切にしました。

所在地 滋賀県多賀町

建勲神社

京都 船岡山 建勲神社は、織田信長公をお祀りする神社です。
退三は、重要な決断をする際に必ず参拝していました。

所在地 京都府京都市

財団概要

名称一般財団法人 石田退三記念財団
所在地〒448-0832
愛知県刈谷市八幡町六丁目78番地
電話0566-21-0446
FAX0566-21-0446
E-mailinfo@ishidafound.or.jp
URLhttp://www.ishidafound.or.jp
目的 当法人は、石田退三が昭和三十二年(1957)に刈谷市にて「石田科学賞」を設定したことに遡ります。
それ以来、「次代を担う児童生徒の、理科研究、図画工作、スポーツ及び文化に対する興味と関心を高め、日本の未来に寄与する独創性豊かな人材の育成を図る」ことを目的とした助成活動を行っています。
理事長石田 泰正

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